1-既存外壁-サイディング

平成27年(2015年)5月施工札幌市 H様邸 1-既存外壁-サイディング

H_sama AFTER1

既存外壁:12㎜厚サイディング

■使用外壁材■■

10年保証品 厚さ16mm

KMEW ケイミュー ネオロック・親水セラ16
本体部分:ナチュラルレンガ
QFキルンアクアオレンジC NF3833GA
一部貼分:ナチュラルレンガ
QFキルンアクアピンクC NF3831GA
A

 

施工前(築17年)

既存外壁材 セメント系12㎜厚サイディング

H_sama BEFORE1

施工前の状態

【左】 シーリング目地まわりの変色やサッシ下の伝い水による汚れも目立っていました。
【中央】 塗膜の劣化からサイディングが水分を吸収したことによる板材の変形やゆがみが発生、貼り合わせ横目地の隙間も目立つようになっていました。
【右】 施主様が過去に震災を体験されていることから、耐震性向上を強くご希望されており、全面構造用耐力面材施工を含めての改修工事に至りました。
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既存外壁の剥し

【左】 仮設足場を設置、ゴミが散乱しないよう養生ネットを掛け既存のサイディングを剥していきます。
【中央】 サイディングを固定している釘を抜いて1枚ずつ剥しています。
【右】 サイディングの下は木下地・防水シートの状態で、防水シートの下は面材は施工されていませんでした。
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既存下地の状態

【左】 既存窓まわり下地はサッシ枠に密接した形で取付され通気は確保されていない状態でした。
【中央】 サッシまわりから浸入した雨水、壁内で発生した結露による水分跡や下地腐食も見られていました。
【右】 下地全面改修を行うため、既存木下地・防水シートも全て撤去していきます。
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既存下地撤去・窓まわり防水気密テープ施工

【左】 既存下地を全て撤去し建物構造木部と断熱グラスウールのみの状態です。
【中央】 柱・土台など建物構造木部、断熱グラスウールの点検・補強を行った上で構造用耐力面材ハイベストウッドを施工していきます。
【右】 サッシまわりには壁内への雨水や湿気、冷気の浸入を防ぐ防水気密テープを貼り付けしています。
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構造用耐力面材 ハイベストウッド施工

【左】 ハイベストウッドは、N65釘を使用し、柱・間柱・土台・胴差に外周部を10cm、中央部を20cm間隔で留付け施工することで壁倍率4.0倍という優れた構造強度が得られる耐力面材です。
【中央】 建物全体をハイベストウッドで一体化することで地震や風圧などの外からの力を壁面全体で受け止めて分散、高い耐震性・耐風性を実現します。
【右】 一般的な構造用合板の5倍以上の透湿性で壁内の湿気を排出。壁内結露を抑え、住まいの耐久性が向上します。

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透湿防水シート施工

【左】 構造用ハイベストウッドの上から全面に透湿防水シートを施工しています。
【中央】 透湿防水シートは、室内側から壁内へ流れ込む湿気を外気へ逃がしながら、外からの雨水浸入を防ぎ建物の構造部分や断熱材を保護します。
【右】 サッシまわりには2回目の防水気密テープを貼付け、壁内の防水性を高めています。
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通気構法木下地 取付(快適・健康・通気【KKT】下地)

【左】 当社オリジナルKKT下地は24㎜厚プレーナー加工乾燥材を使用しJIS規格 N65釘で25㎝間隔に留付けしています。
【中央】 下地のひび割れや、施工後の外壁面の波うちを抑え、美しく耐久性の高い外壁を維持します。
【右】 土台からサイディング2段目の高さまでは横方向に補強下地を取付けています。外壁材の荷重を分散し保持力が向上します。
新規下地木材にはアリの侵食や、腐朽菌による木材の腐食を防ぐ、ホウ素系木材保存剤を塗布しています。
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【左】 サッシまわりの下地は空気の流れを妨げないよう、サッシ枠から7㎜、周囲の下地からは10㎜以上の隙間を空けて取付けます。
【中央】 KKT下地裏面には75㎜ごと9㎜角の欠込みを付け、壁内通気を十分に確保することで、湿気や水分を素早く逃がし、壁内結露を防止、快適・健康住宅に仕上ていきます。
【右】 換気口排気管まわりは専用の防水部材で外からの水分浸入や、壁内への排気漏れを防いでいます。
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サイディング施工

【左】 土台水切上にロングスターター金具を水平に取付け、スターター金具にサイディング下端を差し込んで固定し貼り始めます。
【中央】 サイディングは1段ずつ、木下地に金具で固定して貼り上げていきます。
【右】 縦目地・サッシまわりにはシーリング切れの原因となる三面接着を防ぐ目地ジョイナー(不燃・鋼板製)を使用しています。
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【左】角部分には、同柄同質のコーナー材を金具留めで取付けています。
【中央】室内側からの排気管は端を外壁面より外まで出し、サイディングの傷みや壁内結露の原因となる排気漏れを防いでいます。
【右】金具留め工法は、外壁表面に釘頭が出ないため美しく仕上がり、サイディング本体に傷を付けないため耐久性も増します。
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シーリング施工

【左】 施工箇所周囲をマスキングテープで養生しサイディング切断面とシーリングの接着力を強化するプライマーを塗布します。
【中央】 優れた柔軟性で目地切れを防ぐ1液性ネオウレタンシーリング材を充填しています。
【右】 目地底まで入り込むようへらで押えながら表面を仕上げマスキングテープを剥します。
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【左】 サッシ下には、外壁の汚れや塗装表面の劣化原因となる伝い水を防ぐ水切りを取付しています。
【中央】 換気口排気ダクトまわりはシーリングした後、防風防雨型フードを取付けています。
【右】 下屋立上り部分はサイディング小口面に防水シーラーを塗布した上、板金から10~20㎜の隙間を空けて取り付けます。下屋上壁内への通気を取り入れるためシーリングは行いません。
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完成

使用外壁材
KMEW ケイミュー ネオロック・親水セラ16 10年保証品 厚さ16mm
本体部分:ナチュラルレンガ QFキルンアクアオレンジC NF3833GA
一部貼分:ナチュラルレンガ QFキルンアクアピンクC NF3831GA
H_sama AFTER2H_sama AFTER3H_sama AFTER1

2015年7月13日(月)|この記事のURL